安く楽しく暮らす、ルームシェアのメリット・デメリット
こんにちは、純平です。
めでたく我々のチーム名が決まりました。
"Roomiii"、"にぼしーず"などの競合をおさえ、決まったのは
”ibeya(あいべや)”
です。
3人の名字がみんな ” i ” から始まることから、
学さんが考えた案です。
今後はこの名前でアプリ開発などの活動を行う予定なので、
生暖かく見守っていてください。
さて、3人でルームシェアを初めて2週間がたちました。
感想としては、
「ルームシェアって意外と簡単にできるなあ」
ということです。
ルームシェアについてネットで調べると、
そもそもシェア希望だと部屋を貸してくれないこともあると書いてあります。
でも実際に不動産屋に行ってみると、
シェア可能物件をたくさん紹介してくれます。
これからルームシェアを始める人の参考になるように、
何回かに分けて、こうしたルームシェアにまつわる経験をまとめていこうと思います。
シェアの種類
「ルームシェア」と類似の概念がいくつかあるので、
定義をはっきりさせておきます。
・ゲストハウス
家というよりも安宿に近いです。
海外旅行中に何度か宿泊したことがあります。
一泊2,000円台で、ドミトリー(見知らぬ他人との相部屋)に泊まる感じです。
共用スペースなどはありますが、
よその人の家のスペースを借りているという意識が強いです。
メリットは、一泊単位で料金計算が行われるので、居場所を転々とできること。
デメリットは、持ち運べる分の荷物しか置けないこと。
メインの家を持つ人が、気分転換や旅行のときだけ泊まる人が多い気がします。
・シェアハウス
もともとあるコミュニティに、新しく入っていくタイプの共同住宅です。
ハウスの運営主がいて、住民がいて、住民がちょこちょこ入れ替わっている感じですね。
”ギークハウス”
なんかが一例。
ゲストハウスよりも長期滞在が想定されていて、料金も月額制が多いです。
メリットは、簡単に共同生活を始められること。
デメリットは、ルームシェアよりは家賃が高額になりやすいこと。
一般に、ルームシェアよりも住んでいる人数が多いです。
ちなみにルームメイトの学さんは、贅沢にも一人暮らしの家とギークハウスの居住権を同時に持っていた時期があるそうです。
・ルームシェア
われわれが今やっているものです。
友人や、ネットで公募したルームメイトと一緒に部屋を借ります。
基本的には住民の入れ替わりは無く、
全員で一斉に住み始め、
ルームメイトの誰かが住めなくなった時点で終わります。
ルームシェアのメリット
実際にルームシェアを始めてみて感じたメリットとデメリットをまとめます。
まずはメリットについて。
・生活費が安い
とにかく安く住めます。
われわれはちょっと贅沢して3DKで11万円/月の家に住んでいますが、
それでも一人当たり家賃は約3.7万円です。
条件を下げればもっと安い部屋はあるので、
無理すれば家賃2万円台とかで住めます。
また、ネット回線や家具・家電にかかる費用もみんなで負担するので、
一人で全部そろえるよりも安く済みます。
生活費を節約したいという理由だけでも、
ルームシェアをする価値があります。
・ファミリー向け物件に住める
少なくとも現代日本にはルームシェア向け物件なんてものはほぼ皆無なので、
3〜4人でファミリー向け物件を借りることになります。
われわれの住まいも、
豪華システムキッチン!
11畳の広々ダイニング!!
無駄に横に長いベランダ!!!
を使い放題です。
安い家賃で豪華な設備を使えるのが、ルームシェアの醍醐味です。
・楽しい!
住む人にもよりますが、
ブログを作ったり、プログラミングの勉強をしたり、料理をしたり、
一緒に活動できるのはとても楽しいです。
夜も普通なら終電を気にしてそれぞれの家に帰りますが、
一緒に住んでいるので寝る直前まで話したり遊んだりできます。
逆に言えば、やりたいことが似通っている人を探して一緒に住んだ方が、
楽しく生活できるでしょう。
ルームシェアのデメリット
逆に、デメリットに感じるところもあります。
・手続きが煩雑
シェアハウスや一人暮らしに比べると、
生活を始めるまでの手続きがいろいろとめんどくさいです。
まず、物件探しや物件への申し込みなどは、基本的に予定を合わせて3人でしなければなりません。
ルームシェアが今ほど一般的ではなかったころは、
大家や不動産屋が契約の煩雑さや逃亡リスクを嫌って門前払いにするケースもあったようです。
また、電気料金などの名義を誰にするのか、金銭面の管理をどうするかなど、
決めなければいけないことも多くあります。
ただし、現在ではシェア可能物件も増えており、われわれがお世話になった2つの不動産屋の対応は非常にスムーズでした。
生活インフラの手配や家具・家電の調達なども、ルームメイトと分担してできるので、
楽になる部分もあります。
・不仲になった場合のダメージが大きい
シェアハウスだと、他の住民とどうしてもそりが合わないなら、すぐに引っ越すことができます。
しかし、ルームシェアだと大家さんや管理会社とそれぞれの名前で契約するので、
一人抜けたから別の人をあてがうというのが難しいです。
不仲になったり、仕事の都合で誰かが引っ越さなければいけなくなると、
せっかく探した部屋を手放さなければいけなくなってしまうこともあります。
その意味でも、シェアする友人とは期間や目的について事前にしっかりと意見の擦り合わせをしておいた方がいいでしょう。
まあ、われわれはかなりテキトーな感じで決めましたが。。。
一人は出会ってまだ1ヶ月ですし。。。
人生に一度は、ルームシェアを!
ルームシェアに対する心理的ハードルは下がったでしょうか?
労力を惜しまなければ、
ルームシェアはローリスクハイリターンな選択だと思います。
私も最初は乗り気ではありませんでしたが、
他人と生活をともにすると、自分の今までの常識が相対化されて、いい刺激になります。
失敗するのが怖いという人も、
人生に一度くらいは、勇気をもってルームシェアを経験してみるといいんじゃないでしょうか?
次回は、ルームシェアの始め方について詳しくまとめたいと思います。
ではまた。