【洗濯ノウハウ】100円で作れる高機能洗濯ヒモが、高額な物干し竿より優れている5つの理由
こんにちは。
我らがibeyaも、ルームシェア暦もうすぐ1ヶ月です。
このあいべやブログも、3人がお互い空気を読まずに好き勝手書いていて、統一感の欠片もありません。
1年続ければ、少しは調和みたいなものが出てくるのでしょうか?
さて、ルームシェアをする目的の一つは、生活費を浮かせることです。
このブログでも、生活上の節約術を実践してご紹介できればと思います。
今回は、洗濯に使う物干し竿についてです。
家の備品を買うとき、ibeyaではその必要性について同居人3人で議論をします。
その中で、「”物干し竿”は果たして必要か?」という話になりました。
ただ服を一時的にかけておくためだけに、あんなに太くて重い棒にお金を払うのは無駄遣いなのではないか?
しかし、せっかく立派なベランダがあるので、外に服を干したいのも事実。
そこで、私は言いました。
「物干し竿、作ってみるわ」
こうして、物干し竿作成プロジェクトが始動しました。
総製作期間30分強の、一大プロジェクトです。
物干し竿のダメなところ
物干し竿を買うことに最も反対をしていた私は、物干し竿のダメなところを考えてみることにしました。
そのダメなところを解消することで、
理想的な物干し竿を作ろうということです。
1、高額である
物干し竿メーカーの人には失礼かもしれませんが、
ただの伸び縮みする棒なのに、安くても700円前後はします。
高いものだと10,000円以上。
ただの棒にそれだけお金を払うのは、もはや社会的ステータスの証明のためとしか思えません。
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2、オーバースペックである
物干し竿は、つまりは伸び縮みする棒です。
しかし、その唯一の機能である伸び縮み機能は、
引っ越しのタイミングでしか使いません。
そんな何年かに一回しか使わない機能のためにお金を支払うのは、
もったいない気がします。
3、風が強い日に落ちる
実家で暮らしているとき、わが家では物干し竿を使っていました。
学生で帰りの早かった私が洗濯物を取り込むことが多かったのですが、
強風の日にはよく物干し竿の片方がフックから外れて落ちていることがありました。
当然、洗濯物の一部は汚いベランダの床にこすられて汚れていました。
物干し竿落下事故は世間でも多発しているらしく、
「物干し竿 落ちる」でググってみると、約73,700件ヒットします。
もちろん物干し竿落下防止用のストッパーも300円くらいで販売されているようですが、
「物干し竿の落下を防止するためだけに300円も支払うのか?」という新たな悩みが生じます。
4、ハンガーが風下に偏る
強風の日、物干し竿が落ちるまではいかなくても、
洗濯物自体が風にあおられてハンガーが風下の方に寄ることがあります。
洗濯物の間に風が通った方が乾きやすいでしょうから、
できれば避けたい事態でしょう。
例によって、しっかりと物干し竿をグリップするハンガーも買えばあります。
しかし、それもまた無駄遣いな気がします。
高機能洗濯ヒモの作り方
これらのダメなところを踏まえて、実際に作ってみました。
材料は、家にあったビニール紐です。
理由はとにかく安いのと、カスタマイズが簡単だからです。
手順1:フックにビニール紐を結びつける
物干し竿をのせるフックに、物干し竿と同じ方向にビニール紐をかけて結びつけます。
ビニール紐を一往復させ、片側のフックで何回か固結びします。
このとき、紐がゆるまないようにするのがポイントです。
コツは、ビニール紐を固結びするときに、一回目の結びがゆるまないように両手の紐を持ち替えながらグルグル回すことです。
これをやると、二回目の結びのときに紐がたゆむことを防げます。
なお、あんまり強く紐を張るとフックが歪んでしまうことがあるので、注意しましょう。
手順2:20〜30cmに切ったビニール紐をたくさんつくる
ハンガーフックを作るための短いビニール紐を量産します。
何も考えずにざくざく切ってください。
数は、手順3との兼ね合いなので様子を見ながら増やしてください。
手順3:ハンガーフックを作る
手順2で作った短い紐を、手順1でかけた紐に結びつけていきます。
これがハンガーを引っ掛ける部分になります。
結ぶときは、ハンガーをかけるための穴ができるように結びます。
一度、短い紐の真ん中に結び目がくるように長い紐に固結びで結びつけ、
その後で直径2〜3cmほどの輪を作って固結びで固定します。
この輪が大きすぎると、ハンガーが風で落下することがあるので注意です。
このハンガーフックを、10〜20cmおきに作っていきます。
このハンガーフック間の幅が、ハンガーをかける幅になります。
フックの両端のピロピロした部分が気になる場合は、
短く切ってしまっても大丈夫です。
ただ、このピロピロを手で引っ張りながらだとハンガーがかけやすいので、
私は残したままにしています。
100円で作れる高機能洗濯ヒモが、高額な物干し竿より優れている5つの理由
1、安い
ビニール紐は1ロール買っても100円前後です。
おそらく15メートルもあれば2本分の洗濯ヒモが作れますので、
製作費は100円以下で済みます。
物干し竿の10分の一以下です。
2、風で落ちない
当たり前ですが、フックに直接結びつけているので、
いくら風が吹いても洗濯紐自体が落ちることはありません。
3、安物のハンガーでも、服が落ちたり偏ったりしない
各ハンガーはそれぞれハンガーフックに引っ掛けるので、
グリップするタイプのハンガーじゃなくても風に煽られて落ちることがありません。
4、壊れても作り直せる
ビニール紐はかなり丈夫なので、よっぽどのことがないとちぎれたりはしないと思います。
ですが、万が一切れてしまったときも、新しく何かを買い替えることなく、
家にあるビニール紐で1時間足らずで作り直すことができます。
5、引っ越しが楽
引っ越しのとき、物干し竿だと重いし長いしで、運ぶのが大変です。
壁にぶつけてしまい、壁紙がはがれてしまうこともあるでしょう。
ですが、洗濯紐なら結び目をほどけば簡単に持ち運べます。
もし固くてほどけないなら、切ってしまい引っ越し先で新しく作り直してもいいでしょう。
結論
見た目さえ気にしなければ、
物干し竿よりもこの高機能洗濯紐の方があらゆる面で優れています。
よっぽど不器用でなければ誰でも作れると思うので、
物干し竿を買おうと思っている人は、ぜひ思いとどまって作ってみてください。
ではまた。
jumpei